熊野古道(伊勢路)通り峠 丸山千枚田と馬越峠
2015年7月5日(日)~6日(火)参加者13名 T/C 山口
1日目 通り峠から丸山千枚田へ
通り峠は風伝峠から吉野方面へ通じる北山道として古くから使われてきました。
世界遺産登録の対象ではありませんが、美しい石畳道や展望所から千枚田の景色、
里山の暮らしが息づく風景を楽しむことができます。
雨の中のスタート、少し狭いですが石畳の道が残っています。
通り峠に到着、子安地蔵が祀られています。
通り峠からの横道へ、170段の階段を登り千枚田展望所に向かいます。
景色は見えないだろうとあきらめムードでしたが、
展望所からは雨の中、丸山千枚田が
霧の合間から見える棚田に一同、感激!
通り峠を下り丸山千枚田へ、かわいい案山子がお出迎え。
見晴台からの千枚田の眺め、さすが日本最大規模の棚田は見事です。
途中、お花も楽しみながらの2時間ハイクでした。
ホテル季の座、離れのコテージに宿泊。
美味しい海の幸と創作料理、きほく千年温泉で疲れを癒します。
2日目 世界遺産 熊野古道 馬越峠
今日も朝から雨模様、道の駅海山で現地の語り部ガイド、尾鷲セラピストの会
川口さん、大川さんと合流、2班に分かれて準備体操
馬越峠の入口に向かう途中、ニホンザルに遭遇
いよいよ世界遺産の熊野古道へ、大川さんの解説を聞きながらスタートです。
雨で濡れ滑りやすい石畳に注意しながら歩きます。
振り返ると美しい石畳が
「無事に峠を越えますように」と旅の安全を願って建てられた夜泣き地蔵。
いつの頃からか子どもの夜泣きを封じる願いも祈るようになり
ほ乳瓶がお供えされています。
一枚岩の橋。マイナスイオンたっぷり!みんなで深呼吸をしリフレッシュ。
雨に濡れ読みにくいですが途中の石畳に遠州深見村の文字、静岡との縁を感じます。
樹齢200年以上のスギの大木。この木は女性なので女の人は抱きつかない様に…
馬越峠に到着。残念ながら尾鷲の街は見えませんでした。
下りは特に足元に注意!
足を滑らせないようにとガイドの大川さんがおまじない
美しい石畳はまだ続きます。
レンガ造りの祠、桜地蔵。
急な坂を慎重に下り熊野古道も、もう少しで終わり。
尾鷲の街を見下ろしながら歩きます。
宝永4年の大地震で東南海道一帯を襲った大津波。犠牲になった人々の津波供養塔が
建てられています。
ラストは尾鷲神社、夫婦楠の前でお世話になった川口さん大川さんとお別れです。
次は西国一の難所と呼ばれた八鬼山越えのルートでぜひお会いしましょう!
これからもひまわりツアーでは熊野古道にまつわる企画を
続けていきます。ご期待ください。
2016年3月27日(日)~28(月)予定
知られざる熊野古道・那智原生林を行く神秘ウォーク
(体力4・技術4)
那智大社と青岸渡寺の特別協力を得て入る
許可なくしては入境できない那智原生林と三名滝を
現地語り部とともに歩く神秘の旅
(今回歩く、二の滝、三の滝は雨の少ない
3月、4月頃にしか行けません)
2016年9月25日(日)~26日(月)予定
野仏が見守る西国一の難所を現地語り部とともに歩く
熊野古道・八鬼山越え(体力4・技術4)
※日程については変更となる場合がございます。
参加をご検討中の方は、決まり次第ご連絡いたしますので
お問い合わせ下さい。
コメントする